ちょっとしたまめ知識
サガラ刺繍とは?
サガラ刺繍って・・・?
一度は見たことある!って思う方もいらっしゃいます。スタジャンの背中や胸などについているモコモコしたワッペン!まさにサガラ刺繍でできているのです。
一本の糸をかぎ状の針ですくい上げながら繍う手法で、編物の目のようになる「チェーンステッチ(環縫い)」と、糸をすくい上げてループ状になる「ループステッチ」に分かれます。パイル状に埋められ、ボリューム感があり感触がふんわりとした優しい風合いの糸目の刺しゅう。別名ではハンドル刺繍やパイル刺繍とも言われ、英語ではChenill(シェニール・シュニール)と言われます。中国三大刺繍のひとつ。
結び玉を作っては刺しこんで、これを重ねて模様を描いていく手間のかかる手法。職人さんが手で仕上げておりましたが、現代ではコンピューターミシンで仕上げる時代です。